腰痛対策の方法

腰痛になりやすい人の特徴!職業や働く環境で腰痛になってしまう原因について

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日本の腰痛人口はおよそ3000万人と言われています。

単純計算すると日本人の4人に1人は腰痛持ちということになるわけです。

とはいえ、赤ちゃんや小さな子供は腰痛とは無縁なので、現実的な数字として考えれば、成人における腰痛の割合は3人に1人、2人に1人というくらいになるのではないでしょうか。

さらに別の研究では、およそ8割の人が一生の間に腰痛を経験すると言われていて、まさに腰痛は現代病、国民病の一つと言っても過言ではないのです。

そのなかでも腰痛になりやすいのはどんなタイプなのか?どんな職業でどんな環境なのか?について掘り下げてみましたので参考にしてみてください。

人間は腰痛になりやすい

人間はその進歩により二足歩行で歩くようになり、両手を自由に使えるようになったことで文明を飛躍的に進歩させてきました。

しかし同時に、二足歩行することで、体の中で最も重たいパーツである頭や肝臓、心臓など主要な臓器の重さを二本の足だけで支えることになりました。

人間以外の動物には腰痛はないと言われています。

これは二足歩行により重心がすべて腰に載ってくる人間と違い、四足で歩行する動物は、その重さが脊椎全体に分散されるからと考えられています。

人は二足歩行をすることになった瞬間から腰痛になる宿命を持ったといってもいいかもしれません。

女性の腰痛の特徴

腰痛は国民病の一つとなっていますが、男女比では4対6で、女性の方がより腰痛になりやすいのです。

なぜ女性の方が腰痛になりやすいのか、については4つの原因があります。

骨盤の構造

解剖学的に考えた場合、直立歩行をするためには骨盤は狭く細長い方がよいと言われていますが、男性の骨盤と比べ女性の骨盤は幅広く横長な形状になっています。

これは妊娠・出産をするに適した形となっているためですが、結果として直立歩行の際にバランスをとるための筋肉やじん帯が緊張しやすい構造となっています。

これが腰回りの慢性疲労の原因となり、結果的に女性が腰痛を引きおこしやすい理由の一つといわれているのです。

それに加えて、機能性を無視した履物、例えばヒールが高いハイヒールや靴の先が極端に狭くなった靴を履くのも更に悪化させています。

絶妙にバランスを取りながら歩くことで、日常生活で知らないうちに腰に負荷をかける結果となっているのです。

内科的な要因

男性の腰痛の原因は、筋肉やじん帯、骨と言った整形外科学的な要因がほとんどですが、女性の腰痛の原因はそれだけではありません。

女性の骨盤内臓器は複雑な構造になっていて、子宮や卵巣といった骨盤内に収容されている生殖器のトラブルも腰痛の大きな要因となるのです。

例えば子宮の位置異常や腫瘍、性器の炎症、機能性月経困難症など多くの内科的トラブルが腰痛の原因となります。

女性ならではの腰痛の原因ですが、腰痛との関連性が深いので無視できません。

妊娠中・妊婦で発症

特に、妊婦になるとほとんどの女性が腰痛を発症します。

これまで存在していなかった大きな塊が体内で短期間に成長するわけですから、それは大変なことです。

妊婦は妊娠によっておこる子宮の増大と乳房の肥大、胎児の成長によって一気に8~10キロも体重が増加しますが、体のバランスを取るために、無意識のうちにいびつに反り返った不自然な姿勢になってしまうのです。

この姿勢になると腰周辺の筋肉にも過度な負荷がかかります。

骨盤内の関節や筋肉、じん帯の変化はすべて腰痛の原因となりうるため、妊婦の腰痛の頻度は圧倒的に高くなるのです。

また妊娠時はホルモンバランスが崩れやすく、自律神経の乱れや精神的葛藤、それに伴って発生するストレスが原因で、腰痛を起こしてしまうというケースもあります。

骨粗しょう症のリスク

骨粗しょう症は年をとれば男女問わず心配になるものです。

女性の場合は特に、閉経するとホルモンバランスが乱れるので、骨粗しょう症が急激に進行してしまうので、腰痛もちの人は特に注意しておきたい点です。

エストロゲンが低下すると骨粗しょう症が発生し、腰椎内で微小骨折が次々と起こってしまうのです。

つまり、慢性的に起こる微小骨折による痛みが腰痛の原因となります。

さらに骨粗しょう症になると、物理的に骨が弱くなるため、腰を支えている筋肉やじん帯へ負担が増え、これも腰痛の原因になります。

閉経によっておこる弊害はこういった物理的なもの以外にも、閉経からの心的ストレも腰痛を悪化させるといわれているので、普段からの栄養管理や生活習慣をしっかりチェックしておきましょう。

もともと、女性は男性と比べて筋肉の発達が弱く、慢性的に腰周辺の筋肉やじん帯に負荷がかかりやすいため、何かのきっかけでいつでも腰痛になりやすい危険がはらんでいます。

腰痛になりやすい職業もある

腰痛になりやすい職業やその環境についてもチェックすると、どんな環境が腰痛対策にはいいのかわかります。

職種によってまとめてみました。

デスクワーク

ずっと同じ姿勢で長時間机に座って作業をしている人は腰痛になりやすいです。

二足歩行は腰に大きな負担がかかると紹介しましたが、実は立っているよりも座っている状態の方が腰に対する負担ははるかに大きいのです。

モデル座りはNG

座り方によっても腰に対する負担の大きさは異なります。

例えば、椅子に浅く腰かけて背筋を伸ばして座る姿勢。

この座り方は“モデル座り”と呼ばれていて見た目は美しいですが、腰に対しての負担が非常に大きく腰痛の原因となります。

猫背などもNG

この他にも、背もたれにもたれ掛かってふんぞりかえって座ったり、逆に背筋を曲げてデスクに屈みこむような猫背な姿勢も腰に負担がかかります。

足を組むのもNG

椅子に座ると無意識に足を組んでしまうことがクセになっている人も少なくありませんが、この姿勢も腰痛の原因となります。

足を組む場合、上に載せた足側の骨盤は後方へ回転し、これに伴い背骨が大きくねじれた体制になってしまうのです。

さらに足を組むことで猫背にもなりやすく、それがさらに腰への負担を大きくするのです。

椅子に座る場合は左右均等に体重をかけて座らないと骨盤の左右どちらかがねじれることになり、腰にとっては悪影響なのです。

看護師などの医療職・介護職

病気やけがをして動けなくなってしまった人のケアをする看護師や理学療法士、自由に動けなくなってしまったお年寄りの介護をする介護職も腰痛になりやすい職業の一つです。

みんな腰を使う仕事ですから当然ですね。

半数以上が腰痛もち

入院患者の看病をする看護師にとって腰痛は切実な問題でもあります。

看護師で腰痛自覚者の割合は6割以上というデータもあります。

その中でも救急病棟や手術室で働く看護師に特に多いと言われています。

腰痛が職業病に

また一般病棟における日常業務でも、ベッドから車いすへ移る場合のお手伝いや、ベッドで寝たきりになり寝がえりがうてない患者さんの体位変換、入浴の介助といった業務などが多くあります。

大きな力を必要とする作業のときに腰痛を感じる事が多く、看護師や介護職の職業病の一つとして大きな問題になっています。

腰痛が原因で休職・退職を余儀なくされる介護職員も非常に多く、介護業界全体で人手不足が深刻な問題となっています。

理学療法士

運動機能が低下した患者さんのリハビリテーションを行う理学療法士にとっても腰痛も職業病の一つです。

理学療法士の業務内容の一つに「患者さんの腰痛予防」がありますが、腰痛予防を教育する理学療法士の多くが腰痛を患っているというのはなんとも皮肉なものです。

とある有名病院で働く理学療法士の腰痛自覚率は90%との報告がありますが、腰痛になりやすい職業であると自覚し何らかの予防策を講じているにも関わらず腰痛に苦しんでいる実態が明らかになりました。

今後、後期高齢者の増加に伴い、看護、介護職のニーズはますます高まっていくことが想定されますが、仕事が原因で腰痛を患う医療、介護従事者の増加が懸念されています。

まとめ

腰痛になりやすい人は、男性より女性のほうが発症しやすいというのがわかりましたが、過酷な職業や働く環境による腰痛リスクがかなり大きいんですよね。

専業主婦は男性より女性のほうが多いですし、過酷な労働条件で働くのは、やっぱり男性のほうが女性より多く、そういう意味では、男性が腰痛になる可能性もかなり高いわけです。

つまり、腰痛になる理由は様々ですが、ほとんどの人が何らかのリスクを抱えています。

女性というだけで少なくとも日本人のおよそ半分ですし、さらにデスクワークをする仕事が腰痛になりやすいとなると、おそらく社会人の半分以上が該当します。

また今回は紹介しませんでしたが、いつも重たいものを運ぶ肉体労働者も看護師や介護職同様に腰痛のリスクを抱えているわけですから、腰痛になりにくい人の方が圧倒的に少ないわけです。

ということは、日本で生活するほぼ全国民が“腰痛になりやすい人”と言っても過言ではないのかもしれません。

腰痛が国民病と言われるのも納得の理由ですから、悪化しないうちにちゃんと体調管理が必要ですね。

共通して言えるのは睡眠でしっかりと体を休めることです。睡眠の質を高めて眠る寝具は自己管理で整えておくのも対策の一つですね。

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