基礎知識

腰痛もちに最適なマットレスの硬さは?理想の寝姿勢で朝まで熟睡できる選び方!

マットレス 硬さ

一度痛めてしまうとなかなか完治しない腰痛は、ひどくなると厄介なんですよね。

朝起き上がる時からとてもつらいし、なんとか起きても今度は歩くのもしんどい・・トイレに行くのがやっと、ということは腰痛もちにとってはありがちですよね。

特に寝起きからの腰痛は寝具と大きく関係しているのはご存知ですか?

寝心地が良いから、柔らかく沈み込むマットレスに寝ている人は、知らず知らずのうちに腰痛を悪化させているかもしれません。

反対に硬ければよい、というわけでもないので、どのくらいを目安にしたらよいか紹介します。

マットレス(寝具)の硬さと腰痛の関係についてから解説します。

腰痛によいマットレスの硬さ!n(ニュートン)ではどのくらい?

マットレスの硬さは一般的にN(ニュートン)で表されます。

体を預けた時の反発力、ということでニュートンが用いられているんですね。各社微妙に基準が違うので一概には言えませんが

硬さによる定義

100n以下=低反発マットレス
100n以上=高反発マットレス

このように定義している寝具メーカーが多いです。腰痛に良い(骨盤が沈み込まない)マットレスの硬さは高反発の100N以上となりますが、体型や体重によって最適な硬さが異なります。

硬さの目安をn(ニュートン)で比較

いざマットレスを選ぼうとしても、どのくらいの固さが自分に適しているか迷ってしまいますよね。そこで体型・体重別におすすめのマットレスの硬さをまとめてみました。

n(ニュートン)の目安

マットレスの硬さ 推奨体重 適している人
100n前後 50kg以下 子供・女性
身長に対して体重が軽い人
150n前後 50~80kg 標準体型の人
低めの身長に対して体重が重い人
170n~180n 80kg以上 男性
筋肉質、スポーツマン体型の人

N(ニュートン)が大きくなればなるほど反発力がアップするので、体重が重い人はその分ニュートンが大きい硬さのマットレスを選ぶと腰痛などの負担がかからず、改善もしやすいでしょう。

表にはありませんが、体重が100kgを超える方は200n以上のマットレスでないと合わないという意見もあります。

また、横向きで寝る人は体重が重めでも固めのマットレスだと寝姿勢が崩れてしまいやすくなるので、多少の柔らかさも必要になります。

横向きで寝ることが多い人は自分の体重としての硬さよりも少し柔らかめを選んで寝心地を試してみましょう。

マットレスの硬さのn(ニュートン)はあまり参考にならない

マットレスの硬さは素材や厚さによって硬さの感じ方が異なります。

しっかり硬さのあるマットレスでも厚みが薄いと床や下の寝具の硬さに影響を受けてしまいますし、柔らかいマットレスでも素材の工夫や何層かの構造になっている場合は、表面の柔らかさ以外に層によっての体圧分散に影響されます。

体が沈み切らずに寝ているときにすんなり寝返りができるようなら、うまく体を支えられていることになります。

できれば、返品保証のある商品を選んで、何日か試してみるのが一番良いです。実際に寝てみての体感で選べば間違いありません。

高反発ウレタンやコイルなど素材によっての硬さの違い

ベッドマットレスに多く使われる「ボンネルコイル」「ポケットコイル」といった金属素材のマットレスは、寝心地が硬めに感じる寝具が多いでしょう。

対する高反発ウレタンは思ったより沈むな、という印象を持つ方が多いです。ウレタンよりも金属の方が硬いので、機械で測った反発力よりも跳ね返りを強く感じるんですね。

またウレタンは熱に弱い性質があるので、夏場や電気毛布の使用で柔らかくなることがあります。

半面、寒い場所では縮む傾向もあります。

硬さより寝姿勢の保持が大事

腰痛に良いマットレスというと硬さに注目されがちですが、硬さよりも「寝姿勢の保持」がきちんとできるマットレスかどうかが大切になってきます。

仰向けや横向きで寝た時に、まっすぐ立った時と同じ位置に骨盤があれば自然と腰痛は改善していくでしょう。

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また日中の体のゆがみを解消するために「寝返りが打ちやすいかどうか」も大切です。

寝姿勢が保持されやすく、ぐっすり眠れるといわれる低反発マットレスですが、寝返りは打ちにくいので疲れが取れにくいというデメリットがありますので注意しましょう。

少ない力で自然な寝返りができる反発力が重要です。

自然な寝姿勢は立っている状態

自然な寝姿勢はまっすぐ立った時の体の状態です。壁に後頭部・肩・お尻・かかとを付けた時の姿勢が理想で、姿勢が乱れれば乱れるほど腰や首周辺の筋肉や関節に負担をかけてしまいます。

ダメな寝姿勢
  • 仰向けで寝ている時に腰が沈み込む
  • 横向きで寝ている時に骨盤が上方向にずれている

マットレスの硬さが合わないまま使っていると、腰痛や肩こりを慢性化させるだけでなく、しっかり休めず「起きた時にスッキリしない」といった睡眠の悩みにも発展します。

どの姿勢でもしっかり脱力できて、寝返りもしやすい硬さのマットレスを選ぶのが腰痛改善のコツです。

寝返りしやすいマットレスの硬さの条件は?

腰痛を改善するためには「寝姿勢の保持」のほかに「寝返りが打ちやすいかどうか」もポイントです。寝返りが打ちやすいマットレスは硬い・柔らかい、だけでなくきちんと反発して寝返りをサポートしてくれるかが大事です。

ほどよいクッション性

低反発のマットレスや、ポケットコイルのマットレスといった体型に合わせて沈み込むマットレスは、寝姿勢が固定されやすく寝返りの回数が減ってしまいます。

また、床に敷布団だけで寝るのも硬いわりに反発力がないのでこちらも寝返りしづらい傾向があります。

ボンネルコイルマットレスや高反発ウレタン、樹脂製のマットレスなら、適度に跳ね返りがあるので理想的な寝返りができやすくておすすめです。

硬すぎずほどよいクッション性があれば、眠りも深くなって、熟睡もできるので、一石二鳥です。

バランスよく体圧分散

また、寝返りで姿勢が変わるとお尻や肩など体の出ている部分に負担が集中してしまいます。体の出ている部分に重さが集中すると血行不良や筋肉・骨への負担が増すので腰痛の原因に。

寝返りしやすい反発力を持ちながら、体の下側にかかる圧力を分散できるクッション性があるマットレスを選ぶのが腰痛改善への近道です。

硬さ別で人気のマットレスで比較

腰痛対策で人気のマットレスを硬さや反発力で比較するとどれがおすすめでしょうか?!

ベッドマットレスから、今ある寝具の上に敷いて使えるタイプまで、あなたのお部屋にあったタイプを選びましょう。

1位:雲のやすらぎプレミアムの硬さ

  • 商品名:雲のやすらぎプレミアム
  • 価格:39,800円(シングル)
  • 素材:高反発ウレタンほか5層
  • 硬さ:150N
  • 厚さ:17cm

強力な反発力で寝返りをサポートする“4cmの高反発ウレタン”を体の凹凸に合わせて沈み込む“5cmの凹凸ウレタン”でサンドした構造の雲のやすらぎプレミアム。腰痛対策のポイントである体圧分散と反発力を同時に実現した商品です。

カバーは表と裏で素材が異なり、夏はポリエステル素材で涼しく、冬はロレーヌダウンで温かく眠れます。厚さが17cmもあるので、床に直接敷いて寝てもベッド感覚で寝られます。

もちろん、ベッドフレームの上にベッドスプリングなしでそのままベッドマットレスとして敷いて使うのにもよいです。体重がよほど重くなければほぼ満足できるでしょう。

デメリットは折りたたみがしにくい、というところです。

雲のやすらぎプレミアム 口コミ
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2位:モットンの硬さ

  • 商品名:モットンマットレス
  • 価格:39,800円(シングル)
  • 素材:高反発ウレタン1層
  • 硬さ:100N・140N・170N
  • 厚さ:10cm

高反発ウレタン+カバーというシンプル構造で人気のモットンマットレス。厚さ10cmぜんぶが反発力のあるウレタン素材なので、しっかりとした反発力とどの姿勢でも脱力できる体圧分散が魅力です。

シングル・セミダブル・ダブルといった通常のサイズ展開はもちろん、硬さも体重に合わせて3種類の展開となっています。

体重や体型、寝具の硬さの好みに合わせて選べるのが特徴のモットンマットレスですが、ふんわりとした柔らかさは感じないのとペタッとした感じです。

7.5キロあり、見た目のコンパクトさよりも重さが意外とあります。

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3位:エアウィーヴ の硬さ

  • 商品名:エアウィーヴ(マットレスパッド)
  • 価格:64,800円(シングル)
  • 素材:高反発樹脂ファイバー
  • 硬さ:N(ニュートン)不明、【頭~肩】柔らかめ、【腰~足】固め
  • 厚さ:6cm

細く抽出した特殊な樹脂をマットレスの形状に組み上げたのがエアウィーヴです。

硬さのニュートンは非公開ですが、反発力は150N前後の高反発マットレスと似ています。樹脂の密度を変える事で1枚のマットレスで異なる硬さに仕上げることができるので、沈みやすい腰回りを重点的に補強しています。

製品の90%以上が空気なので「軽い」「水洗いできる」のが特徴です。持ち運びにも便利で、スポーツ選手の遠征や出張の多いサラリーマンで愛用者が多いんですよ。

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4位:ニトリのマットレス

  • 商品名:ニトリ 高反発マットレス厚さ10cm/17cm(日本製)
  • 価格:【10cm】7,389円【17cm】12,778円
  • 素材:高反発ウレタン
  • 硬さ:150N
  • 厚さ:10cm・17cm

ニトリは三つ折りマットレスやベッドマットレス、敷布団などラインナップが豊富です。

腰痛に効果的なマットレスは150Nの高反発マットレスで、ネット限定商品ですが人気の商品なんですよ。

厚さは10cm、17cmの2種類が選べます。10cmでも床に敷いて直接寝られますが、体重の重たい方や横向きで寝ることが多い人は17cmを選ぶ方が良いでしょう。

他社製品に比べて安価なのも嬉しいですが、耐久性はあまり長くないという口コミが多く、へたったら買い替える覚悟で選びましょう。

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5位:フランスベッドの硬さ

  • 商品名:フランスベッド ゼルト(ZT-100)
  • 価格:¥48,600(SSサイズ)
  • 素材:ゼルトスプリング
  • 硬さ:N(ニュートン)不明
  • 厚さ:22cm

フランスベッドのスタンダードモデルであるゼルトは、22cmとやや薄型ですがしっかりスプリングが入った商品です。

ボンネルコイルやポケットコイルのように複数のバネが独立した形ではなく、格子状に組み上げられたバネが特徴です。

へたりにくくしっかり反発するので、硬めの寝心地が好みの方におすすめです。また、ダブルやクイーンなどで2人で寝る場合は、隣で眠る人に振動が伝わりやすいので注意が必要です。

>>フランスベッド

ほかにも西川AIRの高反発マットレスも人気が高いです。

モットンと同じ一層タイプのウレタン構造ですが、凸凹しあげで硬さはモットンよりもクッション性があります。

西川AIRマットレス
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まとめ

腰痛に良いマットレスは、適度に硬さや反発力があるマットレスです。

みんなが、腰痛に良いと言われるマットレスでも、実際は、体重や体型、寝姿勢によっても最適な硬さが異なります。

しっくりくる寝具に出会えると、腰痛や肩こりなど体の不調が改善されるだけでなく、熟睡できて疲労の回復スピードも劇的にアップします。

自分にぴったりのマットレスを選んで、毎朝すっきり起きられるようになるとそのマットレスが手放せなくなります。^^